pessifist2356

f:id:pessifist:20211016171637p:imageこんにちは。 初心者向けに情報を発信するに際してまず書くべきはこれだろう、という事でゲームを通してやった方がいい事やセオリーについてこの記事では解説します。

実際のマッチの時系列に紹介していくので、このタイミングではこういうことをすればいいんだな、とゆるく覚えるつもりで読んでみてください。

キャラピック〜ゲーム開始

嘘でしょ、ゲーム始まる前から覚える事があるの!?と身構えられたらごめんなさい。この瞬間からあります。本当にすみません。というのも、このゲームでは「上ルート」、「中央エリア」、「下ルート」それぞれに適切な戦力配分を行う事で初めて相手と互角に戦えます。

最初は上に2人、中央に1人、下に2人」。

この分かれ方をまずは覚えましょう。「最初は」を赤くしているのは後程この陣形が崩れるためなのですが、これに関しては後述。

また、それぞれのポケモンにおすすめルートが書かれていますが、味方のルート選択によってはそれを無視して上の分かれ方になる様、空いているルートに入る事を意識してあげてください。

 

さて、この配分をよりしやすくする為に、キャラピック画面にはルート宣言機能が備わっているのですが、これが意外と見落とされやすい。 このゲームは一人のパワーやプレイスキルだけで勝ちに繋げにくいゲームである以上、味方と意思疎通や連携を取らない事はそれだけでもちょっとした不利です。 以下にスマホ版、Switch版それぞれの手順を示しているのでまずはご覧ください。

 

スマホ

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 どうでしょう、案外こざっぱりしているかと。実際慣れればこの手順は10秒もかかりません。 これだけの事で序盤から連携が可能になり、勝ちに繋げやすいと思えば、いかがでしょう? 味方の、ひいては自分の勝利の為のルート宣言。 ぜひ意識してみてください。

ゲーム開始〜1回目のカジリガメまで(レーン) 

ここで覚える事は野生モンスターの狩る順番です。これを覚えておく事で相手よりもアドバンテージを得られる事がしばしば。では少し解説です。

一番最初にゴールに向かう途中でエイパムを取った後、中央寄りにヘイガニ/タブンネがスポーンすることをまずは覚えましょう。

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▲この子ら。

これを相手より先に倒せるかどうかが、序盤にアドバンテージを得られるかどうかのチェックポイントです。

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というのも、ミニマップでレーンの作りを俯瞰した時、中央以外は左右対象に野生ポケモン(ベージュ色の点)がスポーンする様になっていますね。ですから、この中央の野生ポケモンを倒した上で自陣側のものを倒すと、中央1匹分の経験値と持ち点の有利を得られる訳です。

このゲームはレベルの高い方が戦闘で勝ちやすいゲームなので、相手よりもレベルを上回る為の行動は試合の勝ちに繋がります。ですから、最初に中央の野生ポケモンを全力で取りに行きましょう。自陣側のものはそれを取ってから考えても遅くありません。

ちなみに、相手とレベル差を開ける行動を突き詰めると相手のレベリングを妨害するという選択肢もあるのですが……それはまた別のお話。

また、ある程度の時間が経つと上下ルート共に自陣ゴール奥側にヘイガニがスポーンします。

 

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▲この辺りにスポーンするこいつ。

が、これはです。

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▲中央にスポーンするビークインの群れ。

というのも、こんな感じで直後に中央にビークインミツハニーの群れがスポーンする様になっており、なんとヘイガニと比べてこちらの方が圧倒的に経験値量が多いんですね。ここで相手にこの群れを取られて経験値的な遅れを取ると後々苦しくなるので、先にそちらの争奪戦に参加しましょう。大丈夫、カニは後からでもゆっくり食べられます。

ここまでの話をまとめて、

中央側にスポーンする野生ポケモンを優先的に倒し、それから自陣側の野生ポケモンを倒す。

これを覚えておきましょう。

 

カジリガメ・ロトム(1回目2回目共通)

レーンで戦っている時、ある程度時間が経つと「カジリガメ/ロトムがあらわれた!」というメッセージが表示される事でしょう。まずここで知っておくべき事として、カジリガメとロトムについて少し説明しましょう。

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▲上ルートにスポーンするロトム

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▲下ルートにスポーンするカジリガメ。

 

まずはロトムの効果から。大きく分けて4つです。

ロトムは「ロトムをKOした一人」に経験値を与え、「ロトムをKOしたチームの味方」になる。

ロトムは「KOしたチームから見た相手チーム」のゴールへ向かって進行する。

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▲味方になり、相手の第二ゴールへと進行するロトム

ロトムがゴールに到着すると点数が加算された上でゴールが壊れる(≒持ち点数をノータイムで入れられる様になる)。

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ロトムが到達し、破壊されたゴール。この場合、今持っている23点は待ち時間なしで入れられます。

ロトムを取られたチームは、ゴールに到着するまでにロトムを倒す事で③の効果を防ぐ事ができる。

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なんだかややこしく見えますね。こればっかりは実際にマッチ内で見た方がいいと思います。

対してカジリガメの効果はとてもシンプルです。こちらは一つだけ。

①カジリガメは「カジリガメを倒したチーム全員にゲーム中最大量の経験値とシールド(一時的にHPが増えると思えばよいです)を与える。

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先述の通り、このゲームはレベルの高い方が勝ちやすい以上、全員が経験値的に優位を取れるカジリガメを取ることが勝利に直結しやすいです。ですから、カジリガメが出現した時、5人全員が下ルートに集合して全力で取りに行くのが現在のセオリーな訳で。(相手も同じ行動を取る事から集団戦が発生しがちなので、亀ファイトや1亀2亀なんて呼ばれたりします。)

ではここで一つ伏線を回収。

最初は上に2人、中央に1人、下に2人」と述べましたが、カジリガメがスポーンしたら5人」

この様にアップデートしつつ、覚えておきましょう。

こういう事を言うと「でも、上ルートにはゴールがあるよね?本当に捨てて下ルートに集まって大丈夫なの?」という声が聞こえてきそうな気もしますね。ですが、相手がこの辺りのセオリーを知っていれば普通に相手も上ルートを捨てて下に向かいますし、逆に知らなければ、多少上ルートのゴールにダメージが入ろうと後でレベル差で挽回できます。大丈夫、信じて。

 

 

仮置き

フシギバナ

わざ1 ギガドレイン/わざ2 はなびらのまい

2021年10月時点での環境で初心者が握るべきはまずこれでしょう。なにしろ覚えることが少なくて操作が簡単、それでいてアタッカーとしての役割を十二分に果たせるのですから。

それでは早速立ち上がり方、立ち回りを紹介。

キャラピック〜ゲーム開始

この型のフシギバナが真価を発揮し始めるのはレベル7から。初期技のはっぱカッター、タネばくだん共に優秀ではあるのですが、序盤においてキャラパワー最強、と言い切るにはやや心許ないので比較的安全にレベリングがしやすい上レーン選択が安全志向でしょう。

あるいはレベルが先行した状態であれば暴れ回れる事を頭に入れた上での中央選択も大アリです。ただし、中央の立ち回りはいくつか覚える事があるのでゲームに慣れてきてからの方がいいかな、と個人的には。

最後に下レーン。あまりお勧めはしていませんが、そこしか空きがなければ行ってあげましょう。

以下は最優先の上レーンについてのみ解説していきます。

 

序盤の立ち回り

まずは自分の持ちレーンに行く途中のエイパム(紫色の猿)をきちんと倒しておきましょう。同じレーンに行く相方と2匹ずつ分担するのが理想なので、うっかり3匹自分が倒してしまったりしないように注意。

最初に取るわざのお勧めははっぱカッター。2匹横並びのエイパムに一気に当てやすいです。

ただし!うっかり中央側に撃って走っているヨーテリーをを倒してしまわない様に気をつけましょうね。中央の人にめちゃくちゃ怒られます。

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▲2頭当てはこんな感じ。

ゴールに着いて相手との睨み合いが始まったら、フシギダネの状態でも少し相手側に近寄ってみましょう。射程の長い技を多く備えているので、相手側のエイパムヘイガニ(真ん中あたりに出てくる赤い蟹)、ビークイン(時間経過で集団で出てくる蜂)のラストヒットを相手から奪い、自分側のアドバンテージに繋げやすいです。もちろん、自陣側のエイパムを取っておく事も忘れずに。

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▲ラストヒットを奪うときのイメージ。相手のエイパムが程よく削れたタイミングではっぱカッターを撃つと成功しやすいです。

序盤での対人戦

序盤とはいっても人が4人もいれば戦闘は起こります。ここでは序盤の対人戦の強い出方を少々。フシギダネフシギソウにかけてはわざ更新の関係で少し立ち回りが変わってくるので2パターン用意しました。

フシギダネ

立ち回りの項ではフシギダネでも相手側に少し寄ってみる事をお勧めしていましたが、相手が攻撃を仕掛けてきた場合は別です。攻撃を一旦やめ、ひとまず自分側のゴールに引きましょう

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▲実際の事例。ケロマツウリムーに捕捉されたので急いで自軍ゴールに戻っています。

上のgifではケロマツが追いかけて来ていたので、ゴール内に入った少し後から通常攻撃ボタンを連打して交戦を狙っています。もっとも、相手のケロマツが自分から引いてくれたのでこの時は特にKOには結びつきませんでしたが。

続きがあるので今しばらくお付き合いを。ゴールに戻った辺りからの流れです。

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ケロマツが引いたタイミングで下からアブソルが上がってきたのでピカチュウと協力してKO。

序盤のフシギダネ

「はっぱカッター→はっぱカッターが再使用できるまで通常→はっぱカッター(以下繰り返し)」

の流れを意識しましょう。

このコンボを繰り返しつつ、味方のピカチュウも手伝ってくれたので、この時はアブソルのKOに結びついています。

まとめると

「自軍ゴール側に引いた後、はっぱカッター→通常→はっぱカッターの繰り返し」

フシギダネ時の一番基本的な対人運用です。

序盤のフシギダネは対面すると勝てない確率の方が高いです。まずは引いて、ゴール前の有利な状況で戦闘を始める事をしっかり意識しましょう。

フシギソウ

レベル5でフシギソウに進化した時、ギガドレインを取得しましょう。ここからは「はっぱカッター/ギガドレイン」共に攻撃わざとして優秀なので、少し強気に立ち回れます。

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▲実際の事例。フシギダネの時と比べて積極的に相手側に突っ込んでいますね。

ギガドレインはわざを相手に当てた時HPが回復する効果がある為、多少突っ込んでも粘って相手をKOできます。

ここでの基本は

ギガドレイン→通常→ギガドレイン

の繰り返しです。技発動時の硬直時間が短いギガドレインで相手を追いかけつつ積極的に削っていきましょう。

はっぱカッターをどこかに入れるのも良いと思いますが、硬直している間に逃げられる事を考えて、不意打ちの一発目か、逃げている相手を狙って使う程度に考える方が個人的にお勧めです。

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▲不意打ちカッター。

序盤のレーン戦が引き分けであればきっとカジリガメが現れる直前にはレベル6頃かと思います。この"レベル6"を目安に、カジリガメをKOしに下ルートへと向かいましょう。カジリガメ近くで戦闘が起きている場合、相手にしっかりとギガドレインやはっぱカッターを当て、なるべく相手にカジリガメを攻撃させないことを意識してみてください。誰もカジリガメに集まらない時はラッキーと思って一人で削りましょう。

以降は中盤です。

 

中盤〜マッチ終了までの立ち回り

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▲練習場でカジリガメを取ってレベル7になったフシギソウ。レベル9からフシギバナですが、もうそこそこ暴れられます。

中盤以降、はなびらのまいギガドレインの両方を揃えたフシギバナはいよいよ本領発揮です。積極的に戦闘を仕掛けて相手ポケモンのKOを狙いつつ、ゴールが手薄になった隙を見て点数を入れていきましょう。

ただし、野生ポケモンを取る事、また、2回目のカジリガメとサンダーを取りに行く事だけはしっかりと意識しておきましょう。

中盤〜マッチ終了までの対人戦

さて、この時間帯は至る所で交戦が起こり、いよいよチーム同士のぶつかり合いが激化していきます。

この時間帯での対人での基本の流れを。

まずはこちらをご覧ください。

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プクリンと一緒にガバイトをKO

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▲ユナイトわざからゼラオラをKO

画面を見ると序盤の時より絵面が忙しくてわかりづらいことと思いますので、画面右下、私がどのボタンを押しているかに注目してください。

右下の通常攻撃ボタンを連打していて、ギガドレインはなびらのまいは使える様になったタイミングであまり間を開けず押していますね。これがはなびらのまい/ギガドレイン型の基本形です。

はなびらのまいを使った後相手に近づいて、通常攻撃ボタンを連打。溜まり次第すぐに相手に向けてギガドレインを撃つ。これで耐久しつつダメージを出せてKOに繋がります。お手軽に強い。

中盤以降ははなびらのまい→接近→ギガドレイン→通常攻撃」の流れを繰り返してダメージを与え、KOを積極的に狙っていきましょう。

 

最後にユナイトわざについて。

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2枚目のgifをもう一度見ていただきたいのですが、私がユナイトわざを使った時、相手のゼラオラルカリオのHPが減っているのがお分かり頂けるでしょうか。これはユナイトわざの効果範囲にこの2匹を巻き込めているからですね。

ユナイトわざは一発あたりのダメージが他の技と比べて大きく、相手に当たれば戦況が覆る可能性がとても高いです。複数人を巻き込む事は戦闘を制するに際してとても有効なのでぜひ意識して使ってみてくださいね。

 

 

お疲れ様でした。以上がマッチ内での基本的なフシギバナの運用です。

ギガドレインで耐久しつつ粘り勝ちを狙う耐久型アタッカーのフシギバナ。キャリーのポテンシャルは十二分にあります!頑張って!